社会人は「自分の1時間の価値」を意識するマネーの達人(1/2 ページ)

» 2017年04月19日 05時30分 公開
[臼井由妃ITmedia]
マネーの達人

 お金持ちになる人は、何を学んでお金を生み出しているのでしょうか。今回は、お金持ちになる人の時間についての考え方を紹介します。

1. すぐにお金に換わる勉強をしている

 社会人が勉強をするときには、自分の給料を意識することがモチベーションを高める秘訣(ひけつ)です。そこで生きるのが「時間価値」を知ることです。

「時間価値」とは(月収が30万円の場合)

 まずは、あなたの時間価値を計算してみましょう。例えば、1日8時間、20日間働くとすると、30万円÷160時間=1875円。あなたの「時間価値」は1875円です。1時間ダラダラ勉強していると「1875円が無駄になる」という意識を持てるようになります。

「時は金なり」は普遍の法則

 お金の価値を考えながら勉強するのは、資格や試験に挑むときだけでなく、お金持ちになる要素として欠かせません。

 単純に「時間を無駄にしない」とか「効率よく仕事をしよう」では、甘い。一歩進めて「時間価値」を認識することです。それが身についている人は、勉強で成果を出せるのはもちろん、仕事もできる。「お金持ち」になる人と言えます。

 ここが「合格すればお金は取り戻せる」「先行投資をケチってはいけない」などの理由を付けてたくさんのテキストを購入したりいくつもの講座に通うなど、無駄に時間やお金を使うだけでなく、心身を疲労させ、しかも合格できない「お金と縁がない人」とは違います。

まずは、自分の「時間価値」を認識すること(写真と本文は関係ありません)
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