トヨタ自動車は10月6日、コンセプトモデル「Tj CRUISER(ティ・ジェイ・クルーザー)」を東京モーターショー(10月25日〜11月5日、東京ビッグサイト)で世界初披露すると発表した。スライドドアなど、ミニバンのユーティリティーとSUV(スポーツタイプ多目的車)を融合した新ジャンルのクロスオーバーだ。
助手席シートまでフルフラットになるスクエアなキャビンは、約3メートルまでの長尺物を積むことができる。横からの大きな荷物の出し入れや、ファミリーで使っても乗り降りに便利な大開口スライドドアを採用した。
ボディーサイズは4300(全長)×1775(全幅)×1620(全高)ミリとコンパクトで、4人乗り。次世代のTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームを想定し、2リッタークラスのエンジンによるハイブリッドシステム、前輪駆動と4輪駆動──という設定だ。
名前は、「アクティブに“使い倒せる”TOOL-BOX」の「T」と、車とさまざまな場所に出かける楽しさを意味する「Joy」の「j」に、トヨタのSUVに使用してきた「CRUISER」を組み合わせたという。
個性的なデザインでファンが多い「FJクルーザー」は生産終了が予定されており、10月16日には「ファイナルエディション」が発売される。
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