熊本県はご当地キャラクター「くまモン」の海外でのイラスト利用を解禁し、1月8日から取り組みを開始する。これによって海外企業などがくまモン関連商品を製造、販売できるようになる。
海外市場におけるくまモンの知名度を広げ、熊本の地域ブランド力の向上やインバウンド観光客の増加といった経済効果を狙う。
従来は主に熊本県内企業が商品を輸出販売する場合のみ海外でのイラスト利用を許可(原則利用不可)していたが、今後はの資格審査をパスした世界中の企業などが利用できる。また、利用許諾などの申請窓口は同県のパートナー企業である広告代理店のアサツーディ・ケイ(ADK)が担当するようになる。
海外企業などがイラストを利用する際には、基本的に販売商品の小売価格5〜7%程度を費用負担してもらう。
くまモンを利用した商品の2016年の売上高は1280億2269万円で、前年の約1.3倍増となった。11年から6年間の累計売上高は3697億円を超えている。
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