ミクシィ、「チケキャン」前社長の書類送検で調査委を設置経営判断やコンプライアンス体制など調査

» 2018年01月24日 14時33分 公開
[ITmedia]

 ミクシィは1月24日、チケット売買仲介サービス「チケットキャンプ」を運営する連結子会社フンザの前代表取締役が京都地方検察庁に書類送検されたことを受け、第三者委員会を設置すると発表した。フンザの買収にあたっての経営判断の合理性や、フンザへのガバナンス・コンプライアンス体制などを調査し、必要な改善策の提言を行うという。

ミクシィの発表

 京都地方検察庁は1月11日、フンザの前代表取締役の笹森良氏を詐欺の共犯の容疑で書類送検。チケットが不正に入手されたと知りながら、転売業者の手数料を優遇するなど出品を促していた疑いがある。

 ミクシィはチケットキャンプに対し「客観的かつ専門的な見地からの調査分析を実施する」ために、同社と利害関係を有しない外部の専門家で構成される第三者委員会を設置することにしたという。第三者委員会の調査報告は、報告書を受領次第速やかに開示するとしている。

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