[東京 2日 ロイター] - 金融庁は2日、約580億円相当の仮想通貨が流出した問題で、仮想通貨取引所コインチェックに対し改正資金決済法に基づき立ち入り検査に入った。
2日午前8時、金融庁の検査官10人程度が検査に入った。検査を通じ、コインチェックの財産状況やシステム管理体制を確認し、同社の顧客対応を監視する。
金融庁は1月29日に同社に業務改善命令を出した。同社は2月13日までに事実関係と原因究明、顧客への適切な対応など4項目について報告するよう求められているが、金融庁は、顧客保護の観点から報告書の提出前の立ち入り検査という異例の措置に踏み切った。
(和田崇彦)
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