米コカ・コーラが、日本で缶酎ハイを発売する方針を明かした。同社が運営するオウンドメディア「Coca−Cola Journey」で、日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥーニョ社長がコメントした。
これまでノンアルコール飲料に注力してきたコカ・コーラが、新しい領域に乗り出す。ガルドゥーニョ社長は「これまで低アルコールカテゴリーでは実験をしてきていなかったが、缶酎ハイへの挑戦はコア事業(ノンアルコール領域)外での機会を探求し続ける一例になる」という。
機能性飲料などの日本市場で成功した製品やブランドのノウハウがコカ・コーラシステム全体に影響することもある。しかし、缶酎ハイの需要はほぼ日本だけに見られるといい、まずは日本市場に限って実験をするという。
日本コカ・コーラの広報担当者は「オウンドメディアの記事は、日本市場でイノベーションを起こすための新たな取り組みを紹介したもの。その中でアルコール事業について述べている。現時点で製品を発表するような段階ではなく、Coca−Cola Journeyに記載している以上のことはない。発表などできることがあれば改めて行う」としている。
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