オリエンタルランドは6月14日、2500億円を投じてテーマパーク「東京ディズニーシー(TDS)」を拡張する計画を明らかにした。敷地内の駐車場を転用し、約14万平方メートルの区域に映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の世界観を再現したエリア「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」を新設する。
完成は2022年度の予定で、既存のエリア「アラビアンコースト」「ロストリバーデルタ」と接続するという。エリア内には、アトラクション4施設、レストラン3施設、ショップとホテルを1施設ずつ建設する計画だ。
「アナ雪」がテーマのエリアでは、「雪の女王・エルサが氷の魔法を受け入れた後のアレンデール王国」を再現する。アトラクションはボートに乗る形式を予定しており、「ちょっとしたスリルも体験できる」という。
内容は「アナとエルサの心あたたまる物語をたどる」もので、劇中で使用された名曲も流れるとしている。
「ラプンツェル」がテーマのエリアには、映画でおなじみの「ラプンツェルの塔」がそびえ立つという。アトラクションの内容は、お祭り「ランタンフェスティバル」に向かう道のりを再現する予定で、「フィナーレでは数え切れないランタンの灯かりに包まれる、ロマンスに満ちた体験が待っている」という。
“荒くれ者たちの隠れ家”がテーマのレストランもオープンする。
「ピーター・パン」がテーマのエリアでは、年を取らない子どもたちが暮らす「ネバーランド」を再現。アトラクションは大小2種類を設ける予定で、大型のものはボートに乗り込み、ウェンディの弟ジョンをさらった海賊と戦う――という内容になるという。3Dの迫力ある映像も体験できるとしている。
ネバーランドの景色を見ながら食事が楽しめるレストランも設ける。
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