“透明ビール”を飲んでみた 8年越しの開発、アサヒ「クリアクラフト」7月下旬に再販売(2/2 ページ)

» 2018年07月17日 07時00分 公開
[加納由希絵ITmedia]
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さっぱりしていて甘みがある

photo 試飲した「クリアクラフト」

 再販売を前に、1回目のテスト販売で提供されたクリアクラフトを試飲した。見た目は炭酸水のように無色透明。ビールらしい泡もあるが、すぐに消えてしまった。飲んでみると、さっぱりしていて飲みやすいが、甘みが強い印象だ。後からほんのりと感じる苦みがしばらく口の中に残る。「最初の一杯はビール」という記者にとって、乾杯のお酒としては物足りないが、2杯目以降に気軽に飲める感じだった。

 1回目のテスト販売では「見た目も味もクリア」「ビールが苦手な人も飲みやすい」という声があった一方、「ビールと思って飲むとギャップがある」「ビールなのか?」という感想もあった。2回目の提供分では、「甘味を控えめに、よりすっきりするようにブラッシュアップする」(西山氏)という。

 2回目も約3000杯を提供する。最終販売となる3回目は8月下旬を予定。3回目では、相性の良い料理の提案も行う。

 価格は1杯500円(税込)。販売するのは、直営店の「BEER&SPICE SUPER “DRY” KITTE丸の内店」(東京都千代田区)、「スーパードライ新宿」(同新宿区)、「TOKYO隅田川ブルーイング」(同墨田区)、「BW STATION 地下鉄新大阪店」(大阪市淀川区)の4店舗。

photophoto クリアクラフトを提供する「BEER&SPICE SUPER “DRY”KITTE丸の内店」(左、東京都千代田区)、「スーパードライ新宿」(東京都新宿区)
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