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» 2018年08月22日 15時53分 公開

「深刻に受け止めている」:事業へのインパクト大きい=携帯値下げ圧力でドコモ室長

菅義偉官房長官が携帯電話料金の値下げ余地に言及したことについて、ドコモの太口努・5G事業推進室長は、仮に値下げになれば「事業に対するインパクトはかなり大きいものになるかもしれない」との認識を示した。

[ロイター]
photo 8月22日、NTTドコモの太口努・5G事業推進室長は、菅義偉官房長官が携帯電話料金の値下げ余地に言及したことについて、仮に値下げになれば「事業に対するインパクトはかなり大きいものになるかもしれない」との認識を示した。写真はNTTドコモショップ内のロゴ。昨年6月に東京で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 22日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>の太口努・5G事業推進室長は22日、菅義偉官房長官が携帯電話料金の値下げ余地に言及したことについて、仮に値下げになれば「事業に対するインパクトはかなり大きいものになるかもしれない」との認識を示した。

都内で開催した第5世代(5G)携帯電話サービスの説明会で語った。

太口室長は官房長官の発言について「われわれとしても深刻に受け止めている」とした上で、5Gの料金体系については「大容量になってくるので、このままの料金体系は難しいところがあるだろう」と述べ、大容量のデータ通信に対応した料金体系にする必要があるとの認識を示した。

5G時代になると、4K/8K動画など大容量コンテンツが増えることが予想されるため、現状の料金体系だとデータ容量が足りなくなる可能性がある。

太口室長は「大容量の良さをお客様に感じていただくための料金体系をしっかり考えていかないといけない」と述べ、データ容量を増やすなどの対応が必要との見解を示した。

吉澤和弘社長は7月11日、ロイターのインタビューで、5Gの料金体系について「今と使い方があまり変わらないのであれば、ほとんど同じか、少し上がるくらいで考えたい」と話している。

菅官房長官は21日、札幌市での講演で、携帯電話料金について「今よりも4割程度下げる余地があるのではないか」と述べ、政府主導による料金改革に意欲を示した。

(志田義寧)

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