アマゾンジャパンは10月23日、法人・個人事業主向け通販サイト「Amazon Business」上で、有料会員サービス「Businessプライム」を始めた。会員は「当日お急ぎ便」などの配送オプション(通常は1回500〜640円)を追加課金なしで何度でも利用できる。購入実績を分析するダッシュボードの活用や、購買ルールの設定なども可能になる。
購買の効率化を支援する狙いで、「当日お急ぎ便」のほか、「お急ぎ便」「お届け日時指定便」も追加課金なしで使える。対象となる商品は1800万点超。
ダッシュボードは購入実績をグラフなどで可視化し、購買の傾向などを分かりやすく示す機能を持つ。支出目標などを設定すると、進捗(しんちょく)状況を確認できるため、コスト削減に生かすことが可能だ。
購買ルールの設定機能では、「Amazon Business」に登録されている商品や販売者のうち、(1)購買を推奨するものを目立たせる、(2)自社の購買ルールに適合しないため、購入を控えるべきものを指定する――といったことが可能。
「購買ルールを視覚的に表示することで、購買コンプライアンス順守を高めつつ、従業員からの購買ルールへの質問対応を減らせる」としている。
年会費(税込)は、アカウントを最大3ユーザーまで登録できる「Essentialsプラン」が3900円。10ユーザーまでの「Smallプラン」が1万3500円、100ユーザーまでの「Medium」プランが3万7800円、無制限に登録できる「Unlimitedプラン」が27万円。
「Essentialsプラン」では、上記のうち配送を除く2つの機能は利用できない。
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