日本経済団体連合会(経団連)は12月21日、大手企業の冬のボーナスの最終集計を発表した。平均妥結額は昨冬に比べて6.14%増の93万4858円と過去最高を更新した。
大手企業の冬のボーナス(出典:経団連)
業種別に見ると、最も多かったのは「建設」で159万3228円、昨冬に比べて26.71%増と大幅に伸ばした。次いで「自動車」が99万9968円、「機械金属」が97万312円、「食品」が96万9628円。逆に、最も少なかったのは「印刷」が61万7543円、「紙・パルプ」が65万6044円、「電力」が73万9280円。20業種のうち、16業種で前年を上回った。
大手企業の冬のボーナスは過去最高(写真はイメージです)
製造業の妥結額は昨冬に比べて3.60%増の91万4993円、非製造業は同13.54%増の99万1340円。
調査対象は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種のうち大手251社。
- 築46年なのに、なぜ「中銀カプセルタワー」に人は集まるのか
新橋駅から徒歩5分ほどのところにある「中銀カプセルタワービル」をご存じだろうか。立方体の箱がたくさん積まれていて、丸い窓が並んでいる。1972年に建てられたこのビルが、数年前からジワジワ人気が出ているのだ。その謎に迫ったところ……。
- 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。
- 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。
- 今からでも遅くない? 年収200万円と800万円の分かれ道
サラリーマンの給料が減っていく――。このような話を聞くと、不安を感じる人も多いのでは。人口減少などの影響を受け、大幅な経済成長が見込めない中で、私たちはどのように仕事をしていけばいいのか。リクルートでフェローとして活躍された藤原和博さんに聞いた。
- 「専業主婦バッシング」が、日本社会のブラック化につながってしまう理由
朝の情報番組『スッキリ』で、MCの加藤浩次さんが「専業主婦であることに罪悪感なんて持たなくてもいい」とコメントしたところ、ちょっとした騒動に。労働者不足や働く女性が増えたこともあって、専業主婦に対するバッシングが厳しくなっているが、筆者の窪田氏はこうした風潮に違和感を覚えるという。どういうことかというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.