「ココイチ」が3月からポークカレー値上げ 食材価格・人件費高騰一部エリアで+21円

» 2019年02月15日 12時34分 公開
[ITmedia]

 カレーチェーン「カレーハウス CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(愛知県一宮市)は2月15日、一部地域で「ポークカレー」「甘口ポークカレー」を3月1日から値上げすると発表した。

 コメなど食材価格の上昇や、パート・アルバイトの人件費高騰が続いており、経費削減などの自助努力ではカバーが難しくなったためという。

photo 壱番屋の公式Webサイト

 具体的には、東京23区、神奈川県川崎市、横浜市の計175店舗では、両商品の価格を484円から505円に引き上げる(+21円、税込、以下同)。

 一方、埼玉県、千葉県、東京都(23区以外)、神奈川県(川崎市・横浜市以外)、大阪府の計279店舗では値上げせず、現行の484円のまま据え置く。

 また、上記のいずれにも含まれない地域の計813店舗では、現行の463円から484円に値上げする(+21円)。

photo 「カレーハウス CoCo壱番屋」の値上げの詳細(=ニュースリリースより)

 壱番屋が運営するあんかけスパゲティ店「パスタ・デ・ココ」(32店舗)でも、同様の理由でパスタメニューを一律で21円値上げする。

 同社は「本件が来期(2020年2月期)の業績に与える影響につきましては現在精査中であり、業績予想を開示する際に織り込んで公表いたします」としている。

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