音楽売り上げでストリーミングがダウンロードを初めて追い越す――。
日本レコード協会が発表した2018年の音楽配信売り上げは対前年比113%の約644億6600万円で、5年連続プラス成長となった。ストリーミングの売上高は同133%の348億6600万円で、初めてダウンロードの売上高(256億3900万円、同95%)を上回った。
ストリーミングの内訳は、「サブスクリプション」の音楽が310億3100万円(130%)、音楽ビデオが5億3100万円(91%)。「広告収入」の音楽が3億3600万円(388%)、音楽ビデオが29億6800万円(162%)だった。
ダウンロードについては、シングルトラックが160億1400万円(97%)、アルバムが93億6800万円(92%)、音楽ビデオが2億5700万円(82%)となった。
音楽配信市場は13年を底に、再び右肩上がりで成長を続けている。18年は7年ぶりに売上高600億円を突破した。
なお、18年の音楽ソフトの生産金額は2403億3700万円(104%)で、うちオーディオレコード(CD、アナログディスク、カセットテープ)は1576億1100万円(91%)、音楽ビデオは827億2600万円(142%)だった。これに音楽配信を加えた音楽市場全体では約3048億円となり、3年ぶりに前年増となった。
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