沖縄ツーリスト(OTS、東良和会長)は2月21日、県内初出店を目指すセブン−イレブン沖縄(那覇市、久鍋研二社長)とフランチャイズ(FC)契約を結びコンビニ事業に初参入すると発表した。新店舗は那覇市松尾の国際通りにあるOTS本社1階で、今年7月の開店を目指す。
免税品販売や、旅行情報の提供などOTSが培ってきたノウハウを生かし、インバウンド(外国人観光客)を取り込んだ独自のコンビニ経営を目指す。
コンビニ開店に伴う改装工事があるため、現在の1階の窓口業務は4月から本社3階に移転する。
OTSがコンビニ事業に参入する背景には、沖縄を訪れるインバウンドの多くがコンビニを利用する傾向にあることだ。インバウンド向けの物販で、売り上げ向上を図る。初年度の日販目標は120万円。
OTSは本社2階の「OTSメンバーズラウンジ」をコンビニ利用者に開放し、くつろげるスペースを提供。観光情報の提供や、アクティビティーの手配など旅行社の強みを生かしたサービスを展開する。
県内では金秀グループがセブンとFC契約を結び、糸満市兼城への出店を発表している。
セブンを迎え撃ち ファミマが沖縄で伸び続ける理由
セブン沖縄進出 金秀運営の1号店、7月開店目指す
好調な沖縄観光産業、しかし課題も噴出
ゆでたて沖縄そば290円、安さの理由はセルフ式
沖縄・コザの街のシャッターが少しずつ開き始めている理由Copyright © The Okinawa Times All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング