支店引っ越しでも大活躍! 企業フリマアプリ「ReSACO」がオフィスを変える会社の不用品を簡単に一掃

知らず知らずのうちに溜まった会社の不用品。廃棄だってタダじゃない。そんな時に助けになるのが企業フリマアプリ「ReSACO(リサコ)」である。今回は30年ぶりとなる支店の引っ越しをした東港金属 東北支店に「ReSACO(リサコ)」を利用した感想を聞いた。

» 2019年05月14日 10時00分 公開
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 オフィスには知らず知らずのうちに不用品が溜まってしまうもの。そのまま放置していると、オフィス移転やレイアウト変更の時が大変だ。そんな時に助けになるのが企業フリマアプリ「ReSACO(リサコ)」である。今回は、ReSACO(リサコ)を使って30年ぶりのオフィス移転をスムーズに済ませた企業の担当者に話を聞いた。

photo 支店の引越しの際に「ReSACO(リサコ)」を初めて活用したという東港金属 東北支店の結城孝智支店長と営業担当の佐藤淳一氏

市場規模が急拡大している「サーキュラー・エコノミー」とは 

 あなたが普段仕事をしているオフィスには、何年も前から使われていない物品はないだろうか。PCや複合機、机、椅子、ラック――。不用品が増えれば増えるほどオフィスは手狭になり、生産性も落ちていく。しかし、こうした物品は、他の誰かにとっては大きな価値になるかもしれない。

 近年、世界的に「サーキュラー・エコノミー」というワードに注目が集まっている。世界経済の中で続いてきた生産と消費のあり方を見直し、循環により「無駄」を「富」に変えようとする考え方だ。

 アクセンチュアの調査によると、サーキュラー・エコノミーによるビジネスモデルから、2030年までに新たに4.5兆円もの利益を生み出せるとの試算も出ている。使われていない資源が、デジタルに代表される技術によって市場価値を生み、企業が“無駄”から富を得る時代が来ているのだ。

 19年1月、世界に先駆けて、日本でサーキュラー・エコノミーに着目したB2Bサービスが生まれた。トライシクルがリリースした「ReSACO(リサコ)」だ。ReSACO(リサコ)は、企業がオフィス家具や店舗什器、機械類、農機具といった備品を出品できるプラットフォームであり、備品の売買をプラットフォーム上で完結させることができる。

 このサービスを実際に使った東港金属の担当者によると、19年3月に予定されていた天童支店から東北支店へのオフィス移転にあたって、不用品の処理について頭を悩ませていたという。東北支店で支店長を務める結城孝智氏は、このように振り返った。

 「以前使っていた天童支店のオフィスは平成元年にできたもので、建物の老朽化により東北支店に移転することになりました。しかし、30年間も使っていたわけですから、処分するものが思いの外たくさん出てしまい……。何から手を付けたらいいのか分からず困っていたタイミングでReSACO(リサコ)のことを知り、使ってみることにしました」

photo 東港金属 東北支店の結城孝智支店長

売り手にとって悩ましい“値決め”をAIが査定

 通常、企業が不用品を処分するためには、買取業者の選定や契約、価格交渉、物品の引き渡しといったステップを踏む必要がある。相手方の要望によっては実物を見せるために日程の調整などを行う必要もあるだろう。いずれにせよ、不用品を手放すには相当な時間がかかるのが常識だ。こうした時間を惜しんで、まとめて廃棄処分を依頼する企業もあるが、結城氏は、「せっかく使えるものなのに、お金を払って引き取ってもらうのは違和感があった」と話す。

 オフィスの移転にかかる費用を少しでも節約したいというニーズに対し、ReSACO(リサコ)は多様な取引をよりスムーズに進める機能に対応している。ReSACO(リサコ)による出品方法には、出品者が価格を提示できる「指値販売型式フリマ」、購入者に取引条件を競わせる「オークション形式コンペ」、そしてすぐに現金化したいときに便利な「プロによる中古買取クイック」という3種類の方法から選ぶことができる。このうち、東港金属が選んだのは指値販売形式フリマだった。ReSACO(リサコ)を利用した営業担当の佐藤淳一氏は、このように話す。

 「私はもともと個人としてもフリマアプリを使ったことがなかったのですが、ReSACO(リサコ)の操作はシンプルなので問題はなかったです。相手方とチャットでコンタクトを頻繁に取り、お互いに聞きたいことがあればすぐに連絡をして不明な点を解消できたので、困ることはありませんでしたし、相手方への信頼感も高まりました」

 不用品の売買にあたって、大きなネックとなるのが“値決め”だ。この点について、ReSACO(リサコ)ではIBMのAI(人工知能)製品「Watson」を活用し、不用品の自動査定を行う。出品者が売りたい不用品の写真をスマートフォンで撮影し、物品に関する情報と共にReSACO(リサコ)に登録することで、AIが自動的に「お勧めの出品価格」を提示してくれるという仕組みだ。出品者は、この金額を参考にしながら、最終的な出品価格を決めることができるため、佐藤氏はReSACO(リサコ)が提示した価格と新品価格を見比べながら価格を設定したという。

物品の購入費を5分の1に節約

 オフィスを移転する時には、不用品を処分するだけではなく、新たな物品の購入も必要になるものだ。東港金属においても例外ではなく、応接セット、椅子、パーテーション、扇風機といった備品を新たに用意する必要があったが、これらを全てReSACO(リサコ)でリーズナブルに調達できたという。

 「もともとの建物と新しい建物は内部のレイアウトが違ったため、パーテーションを買って仕切りを設ける必要がありました。それに、応接セットなど、新しいものに入れ替えて気分を変えたいものもあったんです。ただ、必要な物品を新品で買うと、それなりの金額になってしまう。そこでReSACO(リサコ)を使って必要なものを購入したのですが、品質としても問題ありませんでしたし、新品であればトータルで約65万円だったものを12万円で手に入れることができました。5分の1以下ですから、だいぶ大きな節約ですよね」(結城氏)

 「ReSACO(リサコ)では出品者の方に気軽にチャットで問い合わせることができ、履歴を追うのも簡単なので、交渉もスムーズです。私は新オフィス用の椅子を5脚探していた時に、ReSACO(リサコ)で12脚セットの椅子を出品している企業を見つけました。そこで出品者の方にコンタクトを取り交渉したところ、5脚セットで再度出品していただくことができ、私たちが購入することができたんです。取引の自由度が高いこともReSACO(リサコ)のメリットだと思いますね」(佐藤氏)

photo 「ReSACO(リサコ)」のチャット機能を通し出品者と交渉

 山形県内にある東港金属東北支店がReSACO(リサコ)により取引したのは、埼玉県八潮市の企業と、神奈川県藤沢市の企業だ。距離としては相当離れているにもかかわらず、スムーズに取引をすることができたのは、インターネットの恩恵があってこそ。しかも、ReSACO(リサコ)はスマートフォンがあればどこでも操作できるため、「相手がオフィスを離れがちで、返事が遅い」といった問題も防止できる。

 なお、フリマサービスにおいて不安がつきものの「決済」についても、ReSACO(リサコ)では安全性を高める仕組みを取り入れている。ReSACO(リサコ)では、出品者と購入者の間で直接代金のやり取りをすることを禁じており、必ずReSACO(リサコ)の指定する口座を経由して代金決済がなされる。出品者に代金が振り込まれるのは、相手方の手元に荷物が届いたことを確認できた後のため、代金の持ち逃げは事実上不可能だ。

 万が一、取引の途中で出品者と連絡がつかなくなったり、取り決めた日数を経過しても商品が届かなかったりといったトラブルが生じた場合、ReSACO(リサコ)事務局に連絡すると手数料(1000円)を差し引いた金額が返金される。ReSACO(リサコ)はB2Bのサービスだけに、個人間売買のフリマサービスよりも安全性は高いと考えられるが、それでもこうした仕組みがあると安心だ。

photo 東港金属 東北支店が「ReSACO(リサコ)」に出品中のロッカー
photo 今後も準備が整い次第、不用品をどんどん「ReSACO(リサコ)」に出品していくという

「買う」「売る」「すてる」を全てサポート

 それでは、出品した物が売れなかった場合はどうなるのだろうか。ReSACO(リサコ)を使っても購入する企業が見つからないということは起こり得る。ここで通常であれば、不用品産業廃棄物の処理業者の選定から始まり、契約、物品の確認、引き取りといった手続きを新たに進める必要が出てくるだろう。

 しかし、ReSACO(リサコ)には「すてる」という機能も備わっている。この機能を利用すれば、ReSACO(リサコ)が提携するリサイクル企業や産業廃棄物業者を通じて、金属類の買い取りや廃棄物の有料回収をワンストップで行ってくれるのだ。この機能について結城氏は、「最終的な目標は手元から不用品がなくなることですから、最後まで面倒を見てもらえるのは非常に心強い」と話す。最後に、結城氏に今回のReSACO(リサコ)の利用体験について振り返ってもらった。

 「前のオフィスを閉めてから、東北支店で業務をスタートするまでに1ヶ月も猶予はありませんでした。この限られた期間で不用品を処分しつつ、必要なものを調達しなくてはならなかったわけですから、大変でしたが、ReSACO(リサコ)のおかげでスムーズに進みました。今は無事に東北支店の営業開始日を迎えることができてホッとしています。オフィスには新しく入れ替わった物品も入りましたし、スッキリした気分で仕事をすることができますね」

 これからオフィスや工場、店舗の移動や閉鎖を控えている企業はもちろん、オフィスを整理したいという企業にとってもReSACO(リサコ)は役に立つだろう。ReSACO(リサコ)を活用し、無駄を価値に変え、生産性アップを目指してみてはいかがだろうか。

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提供:トライシクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2019年6月6日