吉野家は2月6日、RIZAP(ライザップ)とのコラボレーション商品第2弾となる「ライザップ牛サラダエビアボカド」(税別600円)を全国の店舗で発売する。
同商品には、牛肉、エビ、アボカド、鶏もも肉、ブロッコリー、キャベツ、タマネギ、半熟卵が入っている。ライザップと共同開発した新メニューで「高タンパク質、低糖質」という特徴がある。カロリーは440キロカロリーに抑えている。
ライザップ牛サラダエビアボカドは、既に販売されている「ライザップ牛サラダ」(500円)を“パワーアップ”させた商品。エビとアボカドを追加して、食感を豊かにした。また、食べ応えを向上させて満腹感を得られるようにした。
吉野家は2019年5月からライザップ牛サラダを販売している。同商品は糖質制限を意識しているお客から支持され、発売から74日目で販売数が100万食を突破。20年2月5日時点で販売数は200万食を超えている。同商品はトッピングメニューも好評だという。その日の体調や好みに応じて「牛肉増し」「チーズ」「キムチ」(いずれも102円)や「納豆」「野菜増し」(いずれも84円)を選択できるのが支持されているのだとか。
吉野家では、健康を気にして食事をする際にネックになるのは「飽き」だと分析している。毎日同じようなサラダなどを食べるのは難しい。そこで、トッピングをアピールするだけでなく、バラエティを増やすために新商品を投入した。ライザップ牛サラダはリピート率が高いのが特徴。注文したお客の4人に1人が、その後も定期的に同商品を注文しているという。また、吉野家はライザップ牛サラダを販売することで「新規顧客の獲得と休眠顧客の掘り起こしの両方に成功した」としている。
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