新型コロナウイルスの影響により、全国でマスクやトイレットペーパー、ティッシュ類に加え、感染症対策とは一見無関係に思われる米やカップ麺などの食料品に至るまで買い占めが発生している。しかしそんな中、買いだめをした人の9割が「『次はトイレットペーパーが不足する』といった情報はデマ」だと知った上で店頭に走っているという調査結果が明らかになった。
本調査は2020年3月3日〜4日に全国の男女958人を対象に、NEXER(東京都豊島区)が運営するサービス、日本トレンドリサーチが実施した。
この1カ月以内で通常時より多く商品を購入する「買いだめ」をしたという人は23.3%となった。決して大多数は無いが、一定の比率で買いだめが行われたと言える。
ただ、この23.3%の「買いだめ」をしたという人に、「マスクやトイレットペーパーなどが『今後不足する』という情報はデマだと知っているか」と聞いたところ、91.5%が「知っている」と回答した。
さらに、今回の品薄・品切状態となっている商品の多くは「買い占め行為が引き起こしている」と言われていることを知っているか聞くと、90.6%が「知っている」と答えた。
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