4〜6月で98億本 加熱式たばこ販売数量協会が初公表

» 2020年08月31日 16時04分 公開
[ITmedia]

 日本たばこ協会(東京都港区)は、国内の加熱式たばこの販売数量は4〜6月で98億本だったと発表した。同協会が販売実績を公表するのは初めて。会員会社の同意が得られたためとしている。

フィリップ モリス ジャパンの「IQOS(アイコス)」

 加熱式たばこに関しては、日本たばこ産業(JT)は「Ploom(プルーム)」、フィリップ モリス ジャパンが「IQOS(アイコス)」、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)が「glo(グロー)」を販売している。今回、日本たばこ協会はそれぞれのシェアについては公表していない。

(出典:日本たばこ協会ウェブサイト)

 また、同日発表した4〜6月の紙巻きたばこの販売数量は253億本で、対前年比で80.8%となった。葉巻たばこに該当するリトルシガーは30億本となった。たばこに関しては、10月からの増税に伴い、大手たばこメーカー3社が値上げすることを発表している。

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