近年、男女を問わず拡大している「お一人様」消費。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京・新宿)の消費者調査によると、過半数の人が「抵抗感が無い」と回答した。一方で1人でのどんな行動に抵抗感が無いか具体的に聞いてみると、男女で傾向の差も見られた。
調査はクロス・マーケティングが10月30日〜31日、全国の20歳〜69歳の男女1100人にネット上で実施した。
まず「1人での行動(「一人〇〇」)に抵抗感があるか」について聞いたところ、56.7%の人が「なし」と回答した。男性に限ると63.3%、女性では50.2%となり、やはり男性の方が抵抗感が薄い傾向が出た。
一方で、「新型コロナウイルスの影響で抵抗感が無くなった」と回答した人は全体の4.8%にとどまった。コロナ禍で大勢での会食などが避けられる傾向にあるが、お一人様消費の促進にはさほどつながっていないようだ。
具体的な「1人でもできること」についても聞いた(複数回答可)ところ、トップとなったのは「カフェに行く」で49.6%。僅差で「ラーメン屋・牛丼屋に行く」(49.5%)、「映画鑑賞」(49.4%)と続いた。
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