集英社は3月31日、漫画『呪術廻戦』(芥見下々)のシリーズ累計発行部数が4000万部を突破したと発表した。ここ1年半で16倍以上、部数が伸びた。
同作は2018年3月より、週刊少年ジャンプで連載中。テレビアニメ化が発表された19年11月は累計250万部ほどだったが、20年10月の放送時より急伸。同月末に1000万部、21年1月13日に2000万部、2月9日に3000万部、そして3月31日に4000万部を突破した。今月2日が3600万部だったので、ややペースは落ち着いたとはいえ、依然として出版業界ではトップの勢いだ。
27日には本編の前日譚となる『東京都立呪術高等専門学校』の劇場アニメ化が発表。同作は全4回の月刊連載で、『呪術廻戦』0巻として単行本化されている。巻末の作者コメントに「連載を終えた時点では、呪術で本誌の週刊連載を目指すつもりはありませんでした」「0巻の内容がありがたいことにそこそこ好評で(中略)『呪術廻戦』という作品がスタートしました」とあるように、実際ファンからは高い評価を得ている。今冬公開の劇場版でさらなる注目を集めることが予想される。
19年11月:250万部(テレビアニメ化発表時)
20年10月2日:850万部(テレビアニメ放送開始時)
20年10月29日:1000万部
20年12月16日:1500万部
21年1月13日:2000万部
21年1月26日:2500万部
21年2月9日:3000万部
21年3月2日:3600万部
21年3月31日:4000万部
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