都内の電話がつながらない――原因は「番号の誤入力」 NTT東日本が謝罪(1/2 ページ)

» 2021年05月19日 19時20分 公開
[ITmedia]

 NTT東日本は5月19日、東京都で一時電話がつながりにくい状況になったことについて調査結果を発表した。原因は同社の人為的なミスだった。

 障害が発生したのは19日午前8時10分から午前10時50分。発表によると、21年4月以降、新型コロナウイルスのワクチン接種を巡って、予約を受け付ける自治体へ通話が集中するのを防ぐため、日々、通話制限を行っているという。

 今回はシステムに制御対象番号(自治体の電話番号)を登録するところ、誤って「ひかり電話」のサーバー番号を入力。これにより、多くのユーザーが制御対象となってしまった。

 同社は「お客さまには、大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪。再発防止に向けて、制御番号の登録時には誤りのないような仕組みづくりと確認の徹底に努めるとしている。

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