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メルカリ、みずほ銀行と提携　ATMコーナーにメルカリポスト

» 2021年11月17日 09時41分公開

　みずほ銀行とメルカリは11月17日、提携を行い協業を検討すると発表した。みずほ銀行のATMコーナーにメルカリの無人投函ボックス「メルカリポスト」を設置する実証実験を行うほか、みずほ銀行店舗で「メルカリ教室」の開催、相互の顧客送客などに取り組む。

ATMコーナーにメルカリポストを設置したイメージ。メルカリポストは、メルカリで売れた商品を「らくらくメルカリ便」で発送できる無人投函ボックス

　11月19日から行うメルカリポスト設置実験では、みずほ銀行OOTEMORI第一出張所（千代田区）に設置して、メルカリの配送ポイントの増加を進める。メルカリはこれまで、ドコモと提携してドコモショップにポストを設置するなど、配当拠点の拡充を進めてきた。

　両社は、みずほのオフラインチャネルとメルカリグループのオフラインでの顧客タッチポイントを相互に有効活用し、新たな顧客体験の提供を目指すとしている。また、金融サービス仲介業など金融領域での連携も視野に入れる。

メルカリポスト

メルカリ、物流子会社メルロジ設立　宅配便の5～10％を占めるメルカリ荷物を効率化
メルカリは10月28日、物流サービスの企画、開発、運営を行う100％子会社メルロジを設立すると発表した。自社ではトラックや倉庫を持たず、メルカリの取引データを元にした集荷物流網を構築していく。
メルカリ、仮想通貨参入　売上金のビットコイン受け取りも
メルカリは4月2日、暗号資産やブロックチェーンに関する事業を行う子会社、メルコインを4月下旬に設立すると発表した。メルペイに続く第3の柱として位置づける。
メルカリポストを全国のドコモショップに設置　1000店舗設置目指す
メルカリは、売れた商品を発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」を全国のドコモショップに設置する。現在、首都圏の13店舗に設置しているが、これを順次拡大し、12月末までに1000店舗を目指す。
ファミマで「メルカリ教室」　相互の送客狙い実証実験
ファミリーマートとメルカリは、都内や神奈川県内のファミリーマートに、「メルカリ」の使い方を教える教室やメルカリポストを試験導入した。両社間の相互送客と利便性向上につなげる狙い
メルカリ、省スペースで展開可能な「メルカリステーション」を開設　アプリの利用促進を図る
メルカリは、約2畳から展開可能な「メルカリステーション」を「Panasonic KURA_THINK」に開設。意向はあるが出品したことがない人は3610万人。同施設を通じてアプリ利用の促進を図る