メディア

斎藤健二

金融ジャーナリスト Facebook:kenji saito Twitter:@3itokenji

このエントリーをはてなブックマークに追加
記事一覧

金融業界のようなミスが許されずコンプライアンスが厳しい業界では、生成AI導入には課題も多い。特に懸念されるのが生成AIの出力における「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる現象だ。そんな中、保険金支払い査定業務にAI導入を決めた企業が表れた。その事例から生成AI活用の最前線を探る。

()

住信SBIネット銀行が発表したATM手数料改定が話題になっている。これまで、一定回数までの利用を無料としていたが、12月1日からキャッシュカード利用時の手数料を有料化するというのだ。ただしこれは単なる改悪ではない。スマホアプリであれば何回でも無料でATMを利用できるようになる。今回の改定は改善なのか、それとも改悪なのか。

()

教えて、スタートアップ反省談:

「発明したやつではなく勝ったやつが正しいと再認識した」──日本初のフリマアプリ「フリル」を立ち上げた堀井翔太氏は、ライバル企業との競争を経て得た教訓をこう語る。フリマアプリ市場での競争で得た“学び”の先、スタートアップ成功への洞察とは。

()

3年間で売上高を倍増を目指す:

Sansanは7月11日、2024年5月期の通期決算を発表し、大幅な増収増益を達成した。主力の営業DXサービス「Sansan」が堅調な成長を維持する中、インボイス管理サービス「Bill One」が前期の2.5倍以上の売上高を記録するなど高成長を継続。Sansanは、高成長を継続しながら収益性の向上も視野に入れた新たな成長ステージに入ったといえる。

()

米OpenAIが5月に発表した生成AIモデル「GPT-4o」。テキストだけでなく音声や画像も扱えるマルチモーダルモデルとして、その特徴が注目を集めている。GPT-4oは従来のLLMと何が違うのか、そもそもマルチモーダルとは何を意味するのか。AIの専門家に解説してもらった。

()

「ポイント経済圏」定点観測:

CCCマーケティングが運営するTポイントと、SMBCグループが運営するVポイントが統合し、新生Vポイントが誕生した。企業発行ポイントの市場規模は2.5兆円を超えているが、新生Vポイントの勝算はどこにあるのか。

()

Sansanは5月21日に、請求書管理サービス「Bill One」の大型アップデートを発表した。あわせて銀行代理業のライセンスを取得し、住信SBIネット銀行のBaaSプラットフォーム「NEOBANK」を活用した「Bill One Bank」を法人顧客向けに提供を開始する。Bill One Bankとは何か? なぜSansanが銀行サービスを提供するのだろうか?

()

決済データ活用で与信:

PayPayが決済データを活用した新ビジネス「PayPay資金調達」を開始。データを使って加盟店の将来の売り上げを予測、その一部を買い取る形で資金を提供する。PayPayを使えば使うほど多くの資金が調達できるようにすることで、店舗のPayPay利用をさらに促進するのが狙いだ。

()

百貨店の高島屋や航空会社のJAL、プロ野球の北海道日本ハムファイターズなど、金融業界以外の企業が次々と銀行サービスに参入し話題を呼んでいる。さらにこの4月には、JR東日本も「JRE BANK」の名称で銀行サービスを開始すると発表した。なぜ今、銀行以外の企業が金融サービスに注目するのか。

()

「Vポイント」と「Tポイント」が統合し、”青と黄色のVポイント”としてスタートした。双方のアプリやWebからID連携が可能になり、連携によって残高が統合される。Tポイントの会員数は1.28億ID、Vポイントの会員数は2600万ID。単純合算で会員数は1.54億IDとなり「日本最大級のポイントサービス」をうたう。

()

米Microsoftの研究チームが発表した「BitNet」、通称「1bit LLM」と呼ばれる論文が波紋を呼んでいる。これまで必須だと思われていたGPUが不要で、CPUでもLLMが動作することを示唆している。そもそも“1bit”とは何が1bitなのか、どうして1bitになるとGPUが不要になるのか、AIソリューションの開発・提供を行うLaboro.AIの椎橋徹夫CEOに聞いた。

()