“お得自慢”がステータスになった? 100万人が選んだ「dカード PLATINUM」の裏側「ポイント経済圏」定点観測(1/7 ページ)

» 2026年01月15日 06時00分 公開
[斎藤健二ITmedia]

 プラチナカードといえば、ステータスの象徴だった。24時間対応のコンシェルジュサービス、世界中の空港ラウンジへのアクセス、高級ホテルの上級会員資格――高額な年会費を払える人だけが手にできる特別な世界。それがプラチナカードの王道だった。

 ところが2024年秋、この市場に“風変わりな一枚”が登場した。NTTドコモの「dカード PLATINUM」である。プラチナカードの代名詞ともいえるコンシェルジュサービスを、あえて省いた設計が特徴だ。

dcardpl.jpg dカード PLATINUM。ダークグレーの券面にはカード番号が印字されないナンバーレス仕様を採用(出所:NTTドコモ)

 結果は、どうだったか。発行開始から1年足らずで、会員数は100万人を突破した。なぜ、「常識外れ」のカードがこれほど支持されたのか。その答えは、プラチナカードに何を求めるのかという消費者の意識変化にあった。

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