「響」「マッカラン」などウイスキー、最大28%値上げ サントリーが価格改定22年4月1日から

» 2021年11月29日 18時50分 公開
[ITmedia]

 サントリースピリッツは11月29日、国産ウイスキーと輸入ウイスキーの一部商品の価格を、2022年4月1日出荷分から改定すると発表した。約5〜28%値上げする。

photo 28%の値上げを予定している「サントリーウイスキー 響 30年」=サントリーの公式サイトより

 対象になるのは「響」「山崎」「白州」「知多」「ザ・マッカラン」「グレンフィディック」「ザ・バルヴェニー」「タラモアデュー」など8ブランド、計31品目。例えば「サントリーウイスキー 響 30年」(700ミリリットル)は、税別12万5000円から16万円に値上げする。

 近年、ウイスキーの需要が高まる中、蒸留窯や貯蔵庫の増設など設備投資を進めてきたが、生産が追い付かない状況という。同社は「生産設備の増強など安定供給に向けた取り組みを強化するため、今回、価格改定を実施する」としている。

photo 国産ウイスキー=サントリーのニュースリリースより
photo 輸入ウイスキー=サントリーのニュースリリースより

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