「リンクだけじゃなくて文章も載せて」――ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナ情勢を巡り、河野太郎衆院議員が、外務省のツイートに注文をつけたことがTwitterで話題になっている。河野議員は同省のツイートに「おーい外務省、手抜きしないで」などと改善を呼び掛けた。
河野議員が指摘したのは、外務省が2月25日に英語版公式Twitterアカウント(@MofaJapan_en)で発信した、日本政府の対露制裁に関するツイート。該当ツイートにはタイトルとリンク先のURLしか記載されておらず、ユーザーはURLをクリックしなければ内容を把握できない。
河野議員は情報の視認性に欠けるとして「おーい、外務省。ツイートにリンクだけ持ってきてもダメよ。ちゃんと文章を載せないと読んでもらえないよ。自民党の広報セミナー入門編でやってるレベル」(原文ママ)と指摘。同様の別ツイートに対しても「おーい外務省、手抜きしないで文章を載せろい」(原文ママ)とし、同省に改善を求めた。
河野議員のツイートは、記事執筆時点(3月4日午後7時時点)で、それぞれ2391リツイート・1.5万いいね、2065リツイート・1.6万いいねを記録。ユーザーからは「広報の基礎がなってない。いかに見てもらうかが評価基準。やりました報告からいい加減脱しないと」と河野議員の指摘に賛同する意見や、「Twitterだと公開処刑になる。直接言ったほうがいい」と指摘方法に疑問を呈するものもあった。
中には「横浜市のツイートがほぼこれ。これでは見るわけない」と他自治体でも同様の事例があるとする意見もあった。
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