メルカリは5月16日、同社が提供する配送サービス「メルカリ便」の料金を改定すると発表した。ヤマト運輸を使う「らくらくメルカリ便」、日本郵便を使う「ゆうゆうメルカリ便」ともに27種について値上げする。
時期は1カ月後の6月16日から。物価上昇などの社会情勢を踏まえた改定としている。
例えば、書籍などに使われるらくらくメルカリ便の「ネコポス」は175円から210円に、「宅急便60サイズ」は700円から750円に、「ゆうパック60サイズ」は700円から770円となる。
料金の変更は、商品が購入されたタイミングで決まる。6月16日の正午を境に、それ以前の購入ならば旧料金、それ以後の購入なら新料金となる。出品者は6月16日正午のタイミングで、送料値上げ分を一斉に価格に転嫁することが想定されるが、メルカリでは一括変更機能は提供しないとしている。
メルカリのサービス普及により、国内の年間宅配便取扱個数50億個のうち、5〜10%はメルカリの荷物が占める。コンビニ発送においては、約8割がメルカリ出荷物の発送となっており、そのほとんどがメルカリ便だと見られる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング