借り入れの目的について尋ねたところ、「食費」(32%)と答えた人が最も多かった。「趣味娯楽費」(26%)と「居住費」(24%)も20%を超えていたが、「水道光熱費」(18%)、「交際費」「医療費」「通信費」(いずれも15%)なども多く、まんべんなく借り入れていることがうかがえた。
新型コロナの感染拡大と過去1年間の借り入れに、何らかの関係はあるのだろうか。この質問に対して、「ある」と答えたのは62%。「貸し手である金融機関は通常の『食費』や『居住費』を少額借り入れの使途としては本来、想定していないと思われる。また、それ以外にも借り入れが生活費にまんべんなくあてられていることを考えると、コロナ禍による家計への悪影響が大きかったことが見て取れる」(同社)とした。
インターネットを使った調査で、20〜40代の男女3000人が回答した。調査日は8月15日。
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