消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
オウンドメディアを運営するsecret place(東京都世田谷区)が、自社メディア「高級ナビ」で、男性がクリスマスにもらってうれしいプレゼントランキングを発表した。1位は「財布」だった。2位は「腕時計」、3位は「ファッションアイテム」となった。4位には「服」がランクインしており、普段から身に着けられるアイテムが人気の傾向にあるようだ。
1位の財布には「長財布が欲しかったので、ブランド物じゃなくてもうれしかった」(32歳)、「常に身につけている物だから」(40歳)、「質やブランド力が高い物だから」(52歳)など普段よく使うアイテムのため、欲しいものをくれた時はうれしかったという理由が多く見られた。
2位に腕時計を選んだ人からは、「普段つけている腕時計がだいぶ古くなり、ちょうど欲しかったから」(47歳)、「ずっと欲しいと思っていて、自分で購入しようと思っていたところにサプライズで家族にプレゼントされたから」(46歳)などの声が挙がり、1位の財布と同様に今使っているものから買い換えたいと思っている時に、プレゼントしてもらえたからうれしかったという人が多かったようだ。
(関連記事:憧れの腕時計ブランド人気ランキング 3位「カルティエ」、2位「オメガ」、1位は?)
3位ファッションアイテムを選んだ人からは「自分では買わない色で、手頃な金額なので気を使わなかったから」(25歳)、「普段スーツで仕事をしており、ネクタイも毎日つけるから。毎日同じネクタイだと清潔感がないと思われてしまうため、ネクタイはあればあるだけ嬉しい」(27歳)などの意見が出た。特にマフラーや手袋などの冬に活躍するアイテムや、ネクタイなどビジネスシーンで使えるアイテムが人気のようだ。
4位以下のトップ10は「服」「ゲーム」「バッグ」「スイーツ・お菓子」「靴」「電化製品」「お酒」の順だった。
調査では、欲しいクリスマスプレゼントについても聞いた。1位は「値段は関係なく実用的なもの」(35.3%)だった。2位は「心がこもってたら安物でもOK」(25.3%)、3位は「自分で買えないような高級品・贅沢品」(17.1%)となった。
4位以下を見ても「2人で時間を過ごすだけでいい」(9.3%)、「ものはいらないから素敵な体験」(5.9%)などがランクインしており、男性の過半数が、実用的なものや心がこもったプレゼントであれば、値段の高さにこだわりはなく、特にこだわりがないことが分かった。
同社は20〜60代の男性265人を対象にインターネット調査を実施。期間は11月16〜22日だった。調査の詳細は高級ナビで公開している。
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