セブン-イレブン・ジャパン(以下セブンイレブン)が10月12日から近畿エリアなど地域限定で販売を始めた「ホイップだけサンド」シリーズ(259円から)がTwitterで話題となっている。
商品名の通り、その正体はホイップクリームのみを挟んだ“具なしサンドイッチ”。Twitterでは「めちゃくちゃおいしい。生クリーム好き歓喜」「ケロッと最後まで食べてしまって恐ろしい食べ物」「ホイップだけサンドの名は伊達じゃない」などさまざまな意見が出ている。セブンイレブンはなぜ商品化したのか。開発の経緯などを広報に聞いた。
商品の正式名称は「白バラ牛乳を使ったホイップだけサンド」(280円)。大山乳業(鳥取県琴浦町)が生産する「白バラ牛乳」をホイップクリームに10%配合し、セブンイレブンは「白バラ牛乳、練乳、バニラエキスを加え、ミルク感をしっかり感じられるホイップクリームをたっぷり味わえるサンドイッチ」と説明している。甘めのホイップクリームに合うよう、スイーツ食パンを使用した。
同社広報は「おいしいホイップクリームをたっぷり味わえる商品に対するお客さまの要望があった」と説明。以前にも、他のエリアで地域の牛乳を使用したホイップサンドを販売したところ、好評だったことから、再度の商品化に踏み切ったという。
商品化に当たっては地域の特色を生かした開発を心がけた。近畿各地には白バラ牛乳の販売拠点が複数あることなどから、同製品を「地域でなじみの深い牛乳」と判断。白バラ牛乳を使ったホイップクリームをふんだんにサンドした商品を開発した。
現在は2府4県(大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県)の各店舗で販売している。
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