USJと東京ディズニーリゾート、入場パスを2割引きで発売 理由は？

[ITmedia]

　テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（USJ）と「東京ディズニーリゾート」（東京ディズニーランド・東京ディズニーシー）が入場パスを2割引きで販売する。運営元のユー・エス・ジェイとオリエンタルランドがそれぞれ発表した。ユー・エス・ジェイは10月7日から販売を始めている一方、オリエンタルランドは同12日から公式Webサイトで販売を始める。

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」

　経済産業省が手掛けるイベント業界向けの需要喚起施策「イベントワクワク割」（イベント割）の対象となったことで実現した。ワクチンの接種歴やPCR検査などの検査結果が陰性であることを事業者側が確認することを条件に、割引き分は経産省が補助する。

　USJでは「イベント割 1デイ・スタジオ・パス」「イベント割 1.5デイ・スタジオ・パス」「イベント割 2デイ・スタジオ・パス」（それぞれに大人、シニア、子ども、障がい者大人、障がい者子どもの別あり）、「イベント割 トワイライト・パス」（大人、子ども）、「イベント割 平日 さく飲みトワイライト・パス」「イベント割 ドリンク・レフィルフリー付き1デイ・スタジオ・パス」（大人、シニア、子ども）が対象。例えば、1デイ・スタジオ・パスの場合、大人料金が通常8400円のところ、イベント割適用で6720円となる。

価格表

　一方、東京ディズニーリゾートでは1デーパスポートが対象。21年3月に変動価格制を導入しているため、一律価格ではないものの、USJ同様にイベント割を適用し、大人向けには6320円〜7520円で入場パスを販売する。

　ともに販売期間は1月31日までで、利用期間も同日まで。入場時にはワクチン接種歴やPCR検査の陰性結果の提示などを課す他、オリエンタルランドは「1日あたりのチケット予定販売枚数に達した場合、販売を停止する場合がある」としている。