コロナ禍を経て入社してきた新入社員。「35歳時点での理想の年収額」を複数の選択肢から選んでもらったところ、加重平均値(値の重みを加味して平均すること)は727万3642円と前年度より32万520円増加していることが、産業能率大学(東京都世田谷区)の調査で分かった。
選択肢別にみると、最も多かったのは「600万〜700万円未満」(20.8%)。以下「500万〜600万円未満」(19.5%)、「700万〜800万円未満」「1000万〜1500万円未満」(それぞれ12.8%)が続いた。
最終的に目標とする役職・地位を聞くと、トップは「地位には関心がない」(42.7%)。以下「部長クラス」(19.9%)、「役員クラス」(15.2%)、「社長クラス」「課長クラス」(それぞれ10.1%)が続いた。
いつまで被雇用者として働きたいと思うかという質問に対し、最も多かったのは「60歳(定年の年齢)」(38.3%)。次いで「65歳(再雇用定年の年齢)」(28.2%)、「生涯」(12.0%)、「50代」(6.3%)、「40代」(6.0%)だった。
インターネットによる調査で、対象は新入社員316人。調査期間は3月29日〜4月19日。
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