イオン全店舗、プラ製レジ袋→紙袋に 価格もアップ、10月から

» 2023年09月07日 09時55分 公開
[ITmedia]

 イオンは10月5日から、衣料や日用品で提供している有料プラスチック製レジ袋を、紙製レジ袋に切り替える。対象は「イオン」「イオンスタイル」全店舗に当たる計523店舗で、使い捨てプラスチック削減が主な目的。利用者のレジ袋辞退率向上にもつなげる。

photo イオンのスーパー

 切り替えに伴い、レジ袋の販売価格も値上げする。従来のプラ製レジ袋はS・Mサイズが3円、L・LL・3Lサイズが5円だったが、紙製では小サイズが20円、中・大・特大が30円。実に6倍の価格となる。

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 同社は20年4月、レジ袋の無料配布を終了し、有料化した。22年度に利用者が辞退したレジ袋は約33億枚で、使い捨てプラスチック約2万2600トンに相当するという。紙製のレジ袋への切り替えで使い捨てプラスチック約450トンに相当する約6600万枚のレジ袋削減を見込む。

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