「最終選考後」に辞退した経験のある人は29.2%だった。理由として「志望度の高い企業から内定をもらった」が、73.5%と最も多かった。この段階になると「会社の雰囲気がマッチしていなかった」(25.7%)、「自分には合わないと感じた」(4.4%)などの、会社とのミスマッチは減少している。
「志望企業の内定後」に内定を辞退した経験がある人は55.8%。辞退した理由トップは「本命企業ではなかった」(54.2%)だった。2位は「福利厚生が他社の方がよかった」(27.3%)で、3位「希望している勤務地でなかった」(23.1%)、4位「キャリアアップのイメージができなかった」(22.7%)と続いた。
回答者からは「希望している勤務地の他社から内定をもらったため」「長く働ける会社を選んだ」「全国各地に転勤の可能性があったため」との意見があった。
一方、内定承諾した企業を選んだ理由を尋ねたところ、最多は「自分がやりたい仕事ができる」(45.5%)だった。その他「社員・社風が良い」(40.6%)、「給料が良い」(38.0%)、「自分の望む働き方ができる」(35.6%)などの理由が挙げられた。
調査は、24年3月卒業予定の大学生466人を対象にインターネットにて実施した。期間は9月1〜10日。
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