資産運用に関する情報発信を行うFAMORE(大阪市)は、年収1000万円以上の所得者1005人を対象に「高所得者の投資状況と金融意識」に関する調査を実施した。その結果、全体の約8割が投資をしていることが分かった。どんな投資が人気なのだろうか?
全体を対象に「現在行っている投資の種類」を尋ねたところ、「株式投資」(62.9%)が約6割、「投資信託」(47.4%)が約半数という結果になった。
「株式投資」を選択した人からは「持ち株会があり、補助金があるため」(50代・男性/千葉県)、「株式投資に関しては知識があるから」(50代・男性/埼玉県)との声が挙がった。
一方で「現在投資を行っていない」(210人)に尋ねたところ、「知識がないから、どうしたらいいか分からないから」(44.3%)や「投資でお金が減るのが怖いから」(40.5%)という意見が目立った。
高所得者が活用している「節約・節税対策」を調査したところ、最も多かったのは「NISA制度の利用」(45.2%)だった。2位に「保険の見直し」(29.1%)、3位に「iDeCo制度の利用」(27.1%)、4位に「家計の収支を見直す」(22.7%)と続いた。
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