江戸城の天守は過去3回にわたり建造されたが、1657年に起きた明暦の大火で焼失以降、再建されていない。現在、江戸城の再建を望む人はどれくらいいるのだろうか。ジオテクノロジーズ(東京都文京区)とNPO法人・江戸城天守を再建する会(東京都千代田区)が共同で調査した結果、7割弱が再建に賛成していることが分かった。「賛成」に49.6%、「どちらかというと賛成」に17.8%の票が集まった。
東京を象徴するランドマークとして、江戸城天守があることについて、賛成派は「そう思う」「ややそう思う」を合わせて47.0%だった。最も回答が集まったのは「どちらともいえない」で28.4%。
インバウンド需要に対して、江戸城天守があることを良いと思う人は「そう思う」「ややそう思う」を合わせて43.0%。こちらも最も回答が集まったのは「どちらともいえない」(31.4%)だった。
日本の伝統文化を後世に伝えるため、江戸城天守があることについては良いことだと思う人は「そう思う」「ややそう思う」を合わせて54.6%だった。こちらは「ややそう思う」(31.9%)の回答率が最も高かった。
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