職場の新年会について、どう考えている人が多いのか。ライボ(東京都渋谷区)が運営する調査機関「Job総研」が調査を実施し、必要ないと考えている人が多数派であることが分かった。「全く必要ない」「必要ない」「どちらかといえば必要ない」を合わせ、不要派は57.8%に上った。不要派の理由では「行くのが面倒」(53.1%)が1位だった。
職場新年会が不要な理由の2位以下は「お金がかかるから」(44.6%)、「忘年会があるから」(28.9%)が続いた。一方、必要だと思う理由の1位は「コミュニケーションになるから」(60.4%)。2位は「普段関わらない人と交流ができるから」(26.4%)、3位は「お酒・飲みの場が好きだから」(18.9%)が続いた。
職場新年会の必要性で、最も多くの回答が集まったのは「どちらかといえば必要」(23.4%)。一方で「全く必要ない」(19.6%)、「必要ない」(16.5%)、「どちらかといえば必要ない」(21.7%)を合わせ、不要派が過半数という結果となった。今後、職場の新年会文化が必要かどうかについては「全く必要ない」(24.3%)が最多だった。
職場新年会の実施率は、コロナ禍前の2019年では67.5%。コロナ禍に入った20年には17.6%まで減少し、21年は17.8%、22年は20.5%と復調傾向を見せた。23年(5類移行前)は29.2%と微増、24年は「開催なし」が55.5%、「開催あり」が44.5%と新年会派は少数派だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング