ミドルの転職、内定後の「懇親会」は必ず行った方がいい?Q&A 45歳からのIT転職

» 2024年02月19日 08時00分 公開
[水口幹之ITmedia]

連載:Q&A 45歳からのIT転職

近年需要が高まるIT人材。ミドル層以上の転職に関する疑問を、Q&A形式で回答します

Q: 現在45歳でIT関係の企業にエンジニアとして勤めており、この度転職することが決まりました。内定後に懇親会が開かれることになりましたが、参加するべきでしょうか?

コロナ禍で減った懇親会(写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ、以下同)

内定後の懇親会、行った方がいい?

A: 個人の判断に委ねて問題ありません。

 最近ではコロナ禍で懇親会をやらなくなった会社や、そもそも入社後の歓迎会もやらない会社も増えてきており、一概には言えません。ですが人間関係を作る機会として懇親会は非常に良い機会でしょう。

 IT企業でも飲み会が好きな会社もありますし、そういった場を設けるかどうかも含めて、会社ごとのカラーが出るところです。会社の雰囲気を知るという意味でも、もし行けるのであれば参加した方がいいでしょう。

 仮に懇親会に参加された方たちと話が合わなかったとしても、それを理由に会社に居づらいと思わなくても大丈夫です。懇親会に参加されない方も当然いらっしゃいますし、その場に来ている方たちが会社の全てではありません。

 ただあまりお酒を飲むのが得意でないのに、無理をして懇親会に行く必要があるかというと決してそうではありません。飲み会の場を好まない方も当然いるので、無理のない範囲で参加するのが良いでしょう。

 注意すべきはお酒を飲んだことでのトラブルです。入社早々会社に居づらくなることもあり得るので、節度のある関わり方をするように心掛けましょう。

話を聞いた人:丹野 俊彦

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株式会社リクルート HRエージェントDivision

ハイキャリア・グローバルコンサルティング1部 コンサルタント

銀行系証券会社で営業、人事採用担当を経験後、リクルートキャリア(現リクルート)に入社。IT・Web系人材の転職支援、企業の採用支援を中心に、面接力向上セミナーの講師や拠点長など幅広く担当。

現在はハイキャリア専門のコンサルタントの組織でチーフを務めながら、事業会社IT領域の採用支援とITコンサルタントやエンジニアの転職支援を担当している。

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