イオン京橋店の跡地「FULALI KYOBASHI」にフードホールが誕生、4店舗が出店

» 2024年03月12日 08時55分 公開
[堀内ひろITmedia]

 イオンモール(千葉市)は、イオン京橋店の跡地「FULALI KYOBASHI」にフードホールを3月30日からオープンする。

photo FULALI KYOBASHI(出所:イオンモール)

 FULALI KYOBASHIは2019年に閉店したイオン京橋店跡地にできた施設。京橋駅周辺は大規模な再開発が予定されており、再開発までの暫定利用施設となる。23年7月20日の第1期オープン以来、京橋の新しいサードプレイスを目指し、多種多様な屋台や移動販売ゾーン、イベントを楽しめる芝生広場&ライブステージを展開している。

 第2期で新設するフードホールでは、若い女性も入りやすい暫定利用ならではのラフで無骨なデザインを現代風にアレンジした屋内共有スペースに、「うどんの祥 かな泉」「神戸南京町 皇蘭」「クラフトビール BAK」「ベトナム料理 これがPho」の4店舗が出店する。

photo フードホールには4店舗が出店(出所:イオンモール)
photo 神戸南京町 皇蘭の神戸牛肉まん(出所:神戸南京町 皇蘭)
photo うどんの祥 かな泉のうどん(出所:うどんの祥 かな泉)

 また、無人小売基幹システムを搭載した販売機「スマリテ」を活用し、無人販売サービスの実証実験を実施する。スマリテは、特殊なアルゴリズム解析による「物体自動識別技術」を活用し、ショーケースから取り出した商品を自動で識別。ドアを閉めるとQRコード決済アプリで自動決済する。

 代金未回収リスクを回避するための仕組みとして遠隔の温度管理や在庫管理などに加え、消費期限管理や売価の変更が可能なため、フードロスが削減できるという。実証実験開始は4月26日を予定している。

photo スマリテ(出所:イオンモール)

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