ローソンは6月4日、店舗従業員が着用する名札の表示ルールを見直すと発表した。実名(名字)での記載を基本としていたが、今後はアルファベットによる任意の文字や、イニシャルでの表記も可能とするという。
例えば、名札で「たなか」としていた従業員の場合、役職と任意のアルファベット表記である「クルー TK」も可能となる。
名札のルールを見直す背景について同社は「店舗で働く従業員をカスタマーハラスメントなどから守り、安心して働ける環境づくりが求められているため」としている。
近年、カスハラ防止の観点から名札の表示内容を見直す動きが目立ってきている。例えば、タリーズコーヒーでは2022年5月から名札をイニシャル表記としている。タリーズの場合、「田中太郎」は「T.T.」となる。
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