オリックス不動産投資顧問(東京都港区)は7月31日、オフィス物件「晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーX」(東京都中央区)共用部の大規模リニューアルを完了、「GRAND EDITION(グランエディション)」として開業した。
晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーXは、都営大江戸線・勝どき駅から徒歩7分、2001年4月に竣工した地上44階建てのビル。今回の大規模リニューアルは竣工以来、初めての実施となる。
カンファレンスルームやラウンジなど、さまざまなビル共用施設を充実させることで、入居企業のオフィス専有面積の有効活用・最適化を支援するほか、多様なワークスタイルに対応し、ビル全体の満足度向上を図った。設計は、世界最大級の設計デザイン事務所である米ゲンスラー社が担当。
2階エントランスロビーの中央に「スパイラル(渦)」をモチーフにしたオブジェとベンチを設置し、来館者を洗練された空間で迎える。
2階の入居企業専用ラウンジ「OCEAN LOUNGE(オーシャンラウンジ)」は、晴海という海辺の立地に合わせ、ダイナミックな波紋をデザインした天井や、海に着想を得たアートを壁一面に設置するなど、まるで海中にいるようなリラックスできる空間とした。
1階カンファレンスルームには、3つの会議室を設けた。ガラスの可動式間仕切りを開放することで93平方メートルの広々した空間となり、会議だけでなく展示会や発表会などにも活用できる。
また、漁網や使い古しカーペットなどの廃棄物を再生したタイルカーペットや、既存ビルで使用されていた大理石で製作したテーブルなど、環境に配慮した素材を積極的に活用し、CASBEE不動産(竣工後1年以降の既存建築物を対象に、省エネや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮や、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建築物の品質を総合的に評価するシステム)の最高位、Sランクを取得した。
オリックス不動産投資顧問は「新しい働き方の形、新しいオフィスビルの機能の創出を目指し、テナント企業の満足度向上を目指していく」とコメントしている。
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