任天堂は8月20日、「ニンテンドーミュージアム」(京都府宇治市)を10月2日にオープンすると発表した。製品展示を通じて、同社の歴史やものづくりについて紹介する広報施設として開業する。
館内では、同社が過去に発売した多くの製品を展示。あえて詳しい解説は設けず、来場客自身がゲームの記憶とともに、思いを語り合う空間としているという。
また、足元の大画面とスマートフォンを使った百人一首「しぐれでんSP」や、歴代ハードのコントローラーを巨大化させ、2人1組で操作してゲームをプレイできる「ビッグコントローラー」など、昔のゲームを現代の技術と融合させた体験コーナーも設置。祖業の花札を作ることができるワークショップも用意した。
ドリンクやオリジナルハンバーガーを用意したカフェ、オフィシャルグッズや限定商品を取り扱うカフェも、館内にオープンする。
チケットは大人(18歳以上)3300円、中高生2200円、小学生1100円。入館時に発行される入館証には、同社が提供する人間型アバター「Mii」を表示することも可能。日時指定の予約制で、8月31日まで、10〜11月分の抽選申し込みを受け付けている。
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