ヤマハ発動機は9月25日、新しい人事制度を導入すると発表した。対象は一般職、エキスパート職(60歳定年後、再雇用制度で登用された社員)で、導入は2025年1月から。年功序列を廃止するほか、働き方の実態に合わせた報酬体系に変更する。
一般職の新しい人事制度では年功序列を廃止し、期待される行動や発揮したパフォーマンスに合った報酬体系に変更する。総合職、業務職、製造職に分かれていた等級体系を統合し、昇格の申請要件から在級年数を廃止。飛び級制度も導入する。
エキスパート職の新しい人事制度では、働き方の選択肢を複数用意。個人の働き方の実態に応じて役割を付与し、それに見合った報酬とする。現役同等の活躍を条件に定年前の報酬水準を維持する働き方や短日勤務など、個人が働き方を選択できる環境を提供する。
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