クラウド受付システムを手掛けるRECEPTIONIST(東京都目黒区)は、全国の20〜60代の会社員400人を対象に、「日程調整」「受付対応」「会議室管理」などといった“ビジネス雑務”に関する調査を実施した。
ビジネス雑務に費やす時間は月平均で約12時間に上ったほか、40代のミドルマネジメント層が最も負担感を抱いていることが分かった。
1週間あたりのビジネス雑務にかかる平均時間は、日程調整が71.7分、受付対応が66.3分、会議室管理が37.7分となった。1週間あたりの合計は2.9時間、1カ月あたりに換算すると11.7時間をビジネス雑務に費やしていることになる。
ビジネス雑務に対する負担感について、「負担である」「やや負担である」と回答した割合が最も高かったのは、40代のミドル世代だった。
また、日程調整、会議室予約の遅延が経営や意思決定の遅延につながった経験の有無について、40代の75%が「よくある」「ときどきある」と回答した。
調査したRECEPTIONISTは、40代の負担感が高い背景について「働き方や職場での役割の変化が影響している」と指摘。「働き方改革が進み、労働時間の短縮が求められる一方で、業務量の分散が十分に進まず、管理職や中堅社員である40代に業務が集中」していると分析する。
ミドルマネジメント層の目に見えにくい業務負担の解消が求められているといえそうだ。
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