無印良品を展開する良品計画(東京都文京区)は4月11日から、食品・生活雑貨など90品目を順次値上げする。原料価格や物流費の高騰、円安の進行を受けてのものとしている。
同社は、パートナー企業と工夫を重ねてコスト低減に努めてきたものの、「企業努力によるコストの吸収が厳しい状況」と説明。原料価格の中では、とりわけ気候変動などを理由に、綿やコーヒー豆の価格が高騰しているという。
食品67品目を4月11日から、生活雑貨23品目を4月18日からそれぞれ値上げする。
食品では「オリジナルブレンドコーヒー ミディアムテイスト 豆」を750円から850円に、「国産十穀米」を390円から490円に、「備蓄おやつ チョコようかん」を780円から950円にそれぞれ値上げする。
生活雑貨では「マスキングテープ」を99円から120円に、「生成カットコットン」を199円から299円に値上げする。
無印良品は「今後も、生活者の視点から適切な価格の検討を重ね、適正な品質を維持しつつ、生産や流通にかかわるコストの削減に努めていく」とコメントしている。
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