ところで、美化語を使うときに、注意してほしいことがあります。それは、「多用しすぎない」ということです。美化語は使うだけで品のよい印象を与えることもあり、つい使ってしまいがちなのですが、過剰に使うと真意が伝わりづらくなる側面もあります。一番伝えなければならないことがぼやけてしまうのです。中には、美化語を使いすぎることに対して嫌悪感を抱く人もいます。
例えば、相手を立てようとするあまり、「お客様、お手元のお飲み物を、どうぞお召し上がりになってお待ちくださいませ」というように表現しがちです。その場合はシンプルに「お客様、どうぞ飲み物を召し上がってお待ちください」でも伝わるでしょう。
「お」や「ご」を言葉につけすぎて本当に伝えたいことが伝わりにくいようなら、思い切ってシンプルに表現することも1つの方法です。美化語は必要に応じて選択しましょう。
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