営業職にしろ、生産部門にしろ、あるいは、管理部門や研究部門にしても、「生産性を上げろ」とはよく言われることです。
生産性を上げるとは、より少ないリソースで、より多くのアウトプットを出すことですが、もちろん、やみくもにアウトプットを出せばいいということではありません。付加価値を持ち、最終的には収益につながるものでなければなりません。
ものづくりや生産現場では、製造工程が見えるため、生産性は理解しやすいと思いますが、問題は、多くのビジネス・パーソンが従事する知的労働における生産性です。
実際に、同じリソースを使っているように見えて、企画書や報告書をつくるのが早い人、同じ時間を使っているのに、アウトプットした企画やアイデアのクオリティが高い人、短い会議の時間でチームメンバーの意見をまとめ、方向性を打ち出す人、同じような作業を繰り返さない人、など、頭の回転の早さや手際の良さ、仕事の組み立てがうまい人は、少数ながら存在します。こういう人のことを、知的生産性が高いと言いますが、これからのキャリアや仕事内容に大きな影響与えます。
この知的生産性は、頭の中のことが大半なので(PC、ITスキルの問題はあるにせよ)、どのようにすれば、早くてクオリティの高いアウトプットを出すことができるのか、なかなか標準化できないのが現状なのかもしれません。
知的生産性を上げるには、日々の知識の収集と知的思考力を上げるトレーニングが必要なのは言うまでもありませんが、手帳の持つ計画性とタスク管理の機能をうまく活用して、知的生産性を上げることも可能です。
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