グループ全体の生成AI業務活用率は9割超で、その過半数が「ほぼ毎日」活用している──生成AIの業務活用を進めるGMOインターネットグループ(東京都渋谷区)。
同社の調査で、月間の削減時間は全体で約17万7000時間に上ると分かった。従業員1人当たり、月に約32時間超を削減できていることになる。その活用の実態とは?
シフト勤務を除く国内従業員の90.0%が生成AIを活用しており、1月の前回調査から1.4ポイント増加した。
業務に生成AIを活用している従業員のうち54.6%が「ほぼ毎日」、83.7%が「週1回以上」活用していた。
大多数の従業員が活用する中、身近にAIについて質問、相談できる人が「いる」従業員は71.0%を占めた。
回答結果から「利用頻度」「利用ツール数」「削減時間」「リテラシー」といった複数の観点で、業務活用している従業員を3段階の活用レベルに分類したところ、高レベルに分類された従業員は全体の28.8%にとどまった。
同社は「今後は、単に業務活用をしているか否かだけでなく、高度なレベルで使いこなせているか、という点にも着目し、さらなるAI活用推進を進める」とコメントしている。
調査は3月10〜14日、GMOインターネットグループの国内従業員に対して実施し、6422人から回答を得た。
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