アサヒHD、サイバー攻撃10日目も混乱続く 犯行グループ「キーリン」の狙いは?(2/2 ページ)

» 2025年10月08日 20時06分 公開
[産経新聞]
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 国内ではランサムウエア被害が後を絶たない。昨年5月に印刷業務を請け負う「イセトー」(京都市)で個人情報90万件超が流出し、発注元の自治体や企業に影響が拡大。同6月には出版大手「KADOKAWA」で25万人超の個人情報が流出し、多大な損失を出した。

 今年1〜6月にランサムウエア被害を受けた企業などは過去最多の116件(警察庁調べ)。被害を報告しない企業もあるとされ、実際はさらに多い可能性がある。

 増加の背景として、技術面や偽メールの文面など手口の巧妙化が挙げられており、サプライチェーン(供給網)を構成する比較的防御が弱い中小企業などを通じて侵入されるケースも増えているという。

 CHKPの卯城(うしろ)大士(だいじ)サイバーセキュリティオフィサーは「攻撃者は対策をすり抜ける技術を磨いており、企業によっては予算に限りがある中で対策の速度が追いついていない」と語る。(福田涼太郎)

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