好調な理由の背景について、広報担当の石居征宜(ゆきのぶ)課長は「働き手不足の解消や働き方改革、会社への愛着を高めるエンゲージメントなどに企業が力を入れ始めたことも大きいのでは」と分析する。ただし、運輸業や建設業がメインユーザーで、市場規模が最も大きい製造業は攻め切れていないという。
「火を扱うケースも多いため難燃性で、靴も革でないといけない。得意分野である軽さや動きやすさが生かしにくい」と話しながらも、さらなる挑戦を続けていく。
自然災害が多発する近年は、自治体からの防災服の注文が増加傾向にあるという。「黄緑や蛍光色など目立つ色使いのツートンカラーが人気」と箕輪さん。同社ならではのスポーティーなデザインも強みで、「身に着けるとモチベーションが上がる」などユーザーの声が作り手の励みになっている。
なぜ、ユニクロは“やめた事業”を復活させたのか ユニフォーム会員が1万件を超えた理由copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング